兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

View Original

設備計画

シアタールームのあるライトハウスの設備計画図進行中。 給排水計画に続き電気設備計画、ここではスイッチやコンセントの配置や個数、照明器具の位置や種類などを計画していきますが空間構成が全て決まっていないとなかなか上手く出来るものではありません。

又、プランニングの時に描いた動線計画を更に細かく分析し、建物の中で、住まい手が、どう動くか、どこにスイッチやコンセントが無いと困るのか?最新の設備機器や家庭内LANなどの導入はどうするのか?セキュリティーはどうなのか?

又用途に応じた照明器具の選択も重要で、一口にダウンライトと言えども居室用なのか通過交通する場だけの物なのか、センサーがあった方が便利なのか、防水機能が必要なのか等と言った事も考えると、計10種類以上のダウンライトを選択しなければならない事もあります。

照明器具メーカーに行けばプレゼンボードを作ってはくれるのですが、照明プランナーと称した建物を設計していない人が、「リビング」や「ダイニング」と言った部屋名の持つイメージだけで器具を選択するので、空間構成は頭に入っていません。

従がって、まるでトンチンカンな物を提案される事もあり、やはり設計の一貫性を大事にすべき事を主張します。