奇跡の・・・と言うけれど
高校野球もいよいよ決勝戦を残すのみとなり
ましたね。先日の準決勝で関東一高と神村学
園の勝敗を分けたセンターからの返球をマス
コミはドラマチックに仕立てたいために「奇
跡のバックホーム」と表現するけれど、「奇
跡」と言う言葉の意味を調べると、常識で考
えては起こり得ない不思議な出来事と言った
類の意味になるそうです。
でも彼ら高校生は日頃の練習で、バックホー
ムの返球練習は毎日のようにやっています。
私もかつては、一高校球児でしたので分かり
ます。日頃の練習の賜物でもあるのですが、
それを「奇跡の・・・」と言う表現は、彼ら
に対してちょっと失礼な気もします。
もう少し彼らに対するリスペクトのある表現
にならないものか?とも思うのは私だけでし
ょうか?
とにもかくにも、残すは決勝戦のみです。勝
っても負けても彼らにとって人生最大の舞台
になるかもしれませんね。昔から高校野球が
終わる頃には秋の気配を感じていましたが、
晴れ舞台となるように頑張っていただきたい
ものです。