仕事の跡
建築現場では如何にして釘やビス等の金物が
見えないように納めるかを考えて
仕事をされます。
この場合、見えないと言うのは
一般的な姿勢で居る時に見えないと言う事で
角度を変えると見えたりすることもあります。
家具も同じですが
固定家具は除いて
可動家具の場合、角度を変えると
あからさまに金物の使用が見える事は
多いです。
椅子やテーブルの人体スケールに近い
家具の場合は容易に裏面と呼ぶべきか
底面が見えるために、金物やビスの使用が
確認出来ます。
もっとも、メンテナンスの必要性が生じた時には
これらを自由に触れる方が役に立ちます。
ものごとの角度を変えてみると
どんな風に造られているのか
その仕事の跡が分かり、面白くもあります。
写真は、そんなテーブルの底の写真です。
結構沢山のビスが使われていることが
お分かりいただけると思います。