兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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三次元に考える

ポータルサイトなどで見かける間取り相談

素人さんは、恐らく間取りと言う二次元の世界でしか

物事を判断されていないと思います。


しかし、応える側のプロは、実は

その二次元の間取りから三次元を想像して

応えているんです。


想像してとお伝えしましたが

想像できてしまうと言うか、

毎日がそのトレーニングなんです。


だから本当は相談者さんには

間取り図だけを情報提供するのでは無く

高さの情報も提供して頂くと

より明快な答えが得られると思います。


三次元をより想像しやすくするツールとして

パースと呼ぶ図があります。

これはコートハンガーが立体的に

見えるように描いた図です。

コートハンガー程度なら、ここまでの図を

描く必要もないのですが

立体的に見えるように描くには一つのルールがあります

この図は、そのルールに基づいて

描いたので、そのルールさえ覚えれば

誰にでも描けます。

最終的に絵を仕上げるのはセンスになりますが

人に見せるのでなければ、

何となく、それっぽく見えればOKなんです。