サバイバル
最近ネット番組で、ある男性が
サバイバル術を駆使し
無人の地で数十日、
生活すると言う企画番組を観ているのですが
この男性は、イギリス人で軍隊経験もあり
自称、冒険家と名乗っておられます。
この男性は、オセアニアの無人島で
60日間暮らしてみたり
ゴビ砂漠やルーマニアの山奥などで10日間生活する
と言ったサバイバル生活を企画化し、
チャレンジされるのですが
毎回決まったルールで生活が始まります。
道具は何も持たず、衣服も身に付けない
勿論、食料や水も持ち込まず
必要なものは全て現地調達し
持ち込むのは、サバイバル生活を
撮影するためのカメラ
万が一の場合に備えた救急セット、
SOSを呼ぶ必要が生じた場合の衛星電話で
カメラのバッテリーと記録のためのチップは
毎日、本人と接触することなくスタッフが
決められた場所に置いておくと言うものです。
この番組で、私が注目しているのは
人が生命を維持するために、
どのような行動をするのか?と言うことです。
この方、の場合に限らず恐らく殆ど全ての方が
同じような行動をとられるのではないか?
と思うのですが
先ずは飲み水を探すことを、どこに行っても
最初にされます。
南方の島なら、簡単に入手できるのが
ヤシの実の中にたまっている水分
ですが、それでは幾らあっても足りませんので
川の水や岩肌にたまった雨水などを
探し求めておられます。
そして次の行動は、夜安心して
眠るための寝床探しです。
一番簡単に寝床に出来そうなのは、
少しえぐられた大きな岩肌の影
や大きな2本の木の間に枝を渡し掛けて
植物の葉で屋根を作るケースや
石が多い場所では石を高く積み上げて
壁を作り、木の枝を屋根にすると言った
物もありました。
火を起こしたり、衣服代わりになる物を
作るのは意外に優先順位は高くなさそうですが
それでも食事のバリエーションや外敵から
身を守るためには、やはり火は必要なようでした。
つまり、生きるための優先順位としては
先ず、「食」に始まり次に「住」
と言う順に優先度合いが高くなると言う
ことを学べるように思います。
もっとも、彼と同じことをしろ
と言われても必要性が生じない限り
出来るものではない、と思いますが・・・