探訪
山へ勉強に行ったついでに建物探訪
今回は、納骨堂。
日常には無い建物なので
期待感が大きかったのですが
こじんまりとした建物で
ヒューマンスケールの空間に
落ち着きました。
長い石畳みを進むと
目線のレベルには建物の屋根が
飛び込んできます。
アプローチのために数段、石段を下り
建物の前室とも呼べる屋根の有る
半屋外空間に至ります。
そこから、ゆっくりとスロープを
下り、納骨部屋の中心を貫く
廊下を歩くことになります。
部屋には入ることは出来ませんでしたが
突き当りにある壁の両側から
奥にある水盤を持ち三方を
塀で囲まれた坪庭に出ることが出来ました。
この坪庭の意味は何なのか?
納骨に来られた方々の休憩のための場所
でもあるのでしょうが、それだけではないな
と思いました。
建物は三寸半(105㎜)角の杉の木を有効に使うように
設計されていて、このサイズの建物には
丁度、都合が良かったのでは無いでしょうか?