ルールは人が運用する
只今、全国各地で夏の高校野球地方予選が行われています。
今朝のニュースでも取り上げらていたので、既にご存知の方も
多いと思いますが、とある地方大会で学校関係者に新型コロナ感染者が
出たそうですが、その学校の野球部は直接関係ないが、
濃厚接触者等に該当する者が居ないか?などの調査のために時間が掛り、
濃厚接触者には該当している者は居なかったにも関わらず
止むを得ず、地方大会への参加を断念せざるを得なかった、そうです。
この学校は、この日地方大会の第1試合の予定でしたが、
第1試合はメンバー表の提出が午前8時過ぎで、
濃厚接触者か否かの判断を下す保健所が開くのは、
その時間よりも後、とのことで、もしかしたら第2試合だったら
この学校は試合が出来ていたのかも知れません。
ルールを決めておく必要があるのは分かりますが
それを運用するのは人、なんですよね
もう少し弾力的な対応があったように思います。
話は変わり、同じことが建築の場面でも
非常によくあります。
特に既存不適格と呼ぶ法令等が設定される前から
建っている建物では、現状の法律に合致しないため
リフォームなどをしようと思った時に
法律や条例などが足かせとなり、何も出来ない
なんてことも起こります。
その度に我々は行政との掛け合いに行くことになるのですが
話が分かる担当者、方や、全く話が通じない担当者
色々居ます。
勿論後者になると、そこで軋轢が生じ
ひと悶着、なんてこともあり得ます。
弾力的にルールを運用しすぎると
行政側にも責任追及の手が迫ることもあり
難しい場面もあるのですが
弾力的な運用をしても明らかに問題が無いのなら
ルールに縛られず、人様のためになる運用を
して頂きたく望みます。