兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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傾向

省エネ住宅の説明義務化となる以前から

業界の住まいづくりは、高性能一本のような

風潮があり、どうなることか?と思っていました。

高性能化が悪いとは言いませんが

あまり数字ばかりが前に出る住まいづくりは

少し違うように思います。

私の場合、数字はあくまでも裏付けなんです。

説明のための裏付け、数字は嫌いではありませんが

前に前に出るものではない、と思っています。

例えば耐震や断熱における

一定のルールは必要ですが、

性能は、その一定のルールの一部ではあるけども

全部ではないと思うのです。

その意味で、最近の業界の傾向は

以前の業界に戻った訳ではありませんが

以前よりもレベルの底上げを伴い

心地良さであったり、美しさであったりを

取り戻す傾向になるように思います。

特に、木の家系の設計事務所や工務店は、

かなり勉強熱心な方々が多いように思います。

特に、と申し上げたのは、

そうじゃない設計事務所もあると言うことです。

何が、そうじゃないかは、申し上げにくいので

又、直接お会いした際に、お尋ね下さいませ。