「木を使う」と「気を遣う」
「気を遣う」と「木を使う」
文字で表現すると、どちらも同じなのですが
その内容は?と言うと全く違います。
でも木を使う時には、色々気を遣うものです
例えば床に木を使う場合は、完成まで出来るだけ
傷をつけないように気を遣いますし
壁に木がある時に、それに接する部分に
漆喰を塗る場合では、漆喰が木に触れsると
漆喰のアルカリ性の性質で木が焼けたような状態に
なるので、これまた気を遣います。
そして、今回もそのような場所が存在します。
天井には木を張り、グレーの穴の開いたような
壁に漆喰を塗って貰います。
当然ここも木と漆喰が直接接触する部分なので
漆喰を塗って頂く時に気を遣って頂くことになります。
この天井は、以前「駅前の家」の時にも同じこと
したのですが、実はこれ下地材なので
材料代としては、とても安いんです。
1枚1枚少し間を空けて張って頂くので
少し手間は掛かりますが、それでも
出来た時の綺麗さが好評なので、又使ってみました。
命名「木刷り板天井底目貼り」
(きずりいたてんじょうそこめはり)とします。