兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

親子二代

ゴールデンウィーク突入となりましたが

今年は、あまり関係ないのかもしれません

「家に、居ましょう!」

現在は某プロジェクトの概算見積もりのために

図面を作成中です


そんな今日は「丁寧に暮らす家」の定例日でした

現場は床板貼り工事が進行中です

今回の床板は杉板の上小節(じょうこぶし)材です

文字通り小さな節が時たまある程度の綺麗な材料です


そして未だ工程的には、かなり早いのですが

建具工事の職人さんも、確認したいことがある

とのことで、打ち合わせに参加されました


実は、この建具屋さん、私が開業間もなくの頃に

設計させて頂いたお住まいで、この職人さんのお父さんに

建具を作成して頂いたことがあったのです


そして、今はそのお住まいの目の前に住んでおられる

とのことでした


19年も経つと、そのようなこともありますね

そんな、ご縁に期待して良い建具が出来ることを

待ち望んでいます

P1060311.JPG

写真が、上小節のフローリングです

木は赤味が多いほど芯に近い材料なんですが

芯に近づけば、それだけ節の少ない個所も

獲れにくくなり、高価な材料となります

経験上、「上小節」とだけ指定した場合は

このように白い部分が多く、時々赤い材料が

入ると言った傾向があるように思います