最初で最後
新型コロナウィルスの影響は
建築の世界でも影響が出ています。
既にご存知の方も多いとは思いますが
トイレやキッチンなどの住設機器類は
中国の工場で部品などが製造されるため
完全形にならず、引き渡しが出来ない事態が
多く出ていると言う事で、恐らく当方の
今後の物件にも影響は出るはずです。
又先日、点検に寄った自動車ディーラーで
伺ったのですが自動車の世界でも中国の工場で作っている
部品が入ってこないとかで、
仮に事故を起こすと、部品が入るのが
いつになるか分からないので、運転は慎重に
とのことでした。
さて、「駅前の家」の今日は床貼り作業の真っ最中でした。
一般的に、床、壁、天井の内、一番最初に施工されるのは
どこか分かりますか?
あくまでも一般的な答えですが
一番最初に「床」板を貼る工事が行われます。
そして納まりによって手順は変わりますが
天井、壁の順が多い様に思います。
この床板ですが、一番最初に貼りながら
直ぐに傷や汚れ防止のために養生されて
見えなくなります。
そして全ての工事が完成すると
洗い工事が入り養生が剥がされて
一番最後に登場する事になるのが
床なんです。
本日のタイトル「最初で最後」は
この事を指しています。