兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

トイレ考

相変わらず、おっちょこちょいな芦田です。

調査にお伺いした先のお宅に、

持参したスリッパを置き去りにして帰ると言う

失態をし、又引き返すと言う

何とも効率の悪い働き方をしています。

さて、今回はトイレについて考えてみたいと思います。

トイレを、どのような位置付けで考えるかで、

その在り方が変わると思うのですが、如何でしょうか?


用を足せれば良いだけの場所なのか?

自らの健康を把握する上で重要な場所なのか?

不浄になりやすいだけに常に清潔にしておきたい

場所でもあります。


昔は家の外にトイレを設け

生活の場から切り離していましたが

水洗化が進むと、生活の場の中に

取り入れられるようになりましたね。


又、最近では便器と言えば白い色を選択するのが

定着してきたように思いますが

私が独立した頃は、本当にその選択肢も

カラフルでしたので、どの色を選ばれるのか

ハラハラしながら見守ったり、

諭したりした経験があります。


と言う訳で、今日の写真は

私が、独立数年後に設計させて頂いた

お住まいのトイレです。

特段、変わったことはしていませんが

手洗いは、料理で使うステンレス製の

ボールに穴を開けた物です。

この頃は未だタンクレス便器が出ていたのか

忘れてしまいましたが、このような便器が

一般的でした。

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