兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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歩いてみる

田舎ではちょっとそこに行くだけでも、車で移動することが普通になっていて偶に都会に出ると軽く1万歩超えなんてことは良くあります。

ウォーキングで3キロほど歩いたとしても4000歩も行けば良い所で、1万歩はかなり高いハードルに感じます。

多分、都会で電車通勤されている方の方が遥かに歩いている歩数は多いはずです。

さて、そんなことを書こうとしたした訳ではありません。

昨年末に寄った竹田の街、その時は本当に通っただけでしたが、先日少し時間があったので街ブラを敢行しました。古い建物にホテルとしての機能を与えたENは、その昔酒造場であったそうで、その面影が展示されていました。

建物の横が広場になっていて、その酒造場へのエントリーは、その広場から入ることになります。

昔は、この広場も含めて全てが、この建物の屋敷だったんだろうなあとは思いますが、二棟並んだ蔵や長屋門に繋がる納屋は資料館と観光案内所に、そして残りの部分でホテルの機能として宿泊にレストランと言う構成のようでした。

長屋門を潜って建物の裏手に回ると道を挟んでJRの線路敷があり、目の前の踏切を超えると竹田城の麓の街道筋(寺筋)につながっていました。

幾つかのお寺が連続して並び、お寺と道を隔てるように小さな水路が流れており、山からの水がその水路に注いでるようで、大きな鯉も泳いでいました。

良いロケーションです。竹田城への観光客数は減っていると聞きますが
街の中だけで無く、こちら側もアピールできそうなポイントだなあと思いました。

城跡が残っていると観光地としてのポテンシャルや訴えるべきポイントは高まりますね。

車を降りて歩くと色んな発見があります。時間が許すなら、もっとじっくり街中を散策してみようと思うのでした。