出張記3
初日の打合せを終え、2日目はオフとさせて頂きました。
宿の部屋は名勝、高千穂峡の真上ですが渓谷そのものは見えません。
朝、歩いて渓谷まで散歩するか、それとも他の観光地に行くか
この迷いが朝の行動を鈍らせました。
朝6時に起床しましたが、外は未だ薄暗く、
それもスタートを鈍らせてしまいました。
結局、朝7時に朝食をいただき、8時スタート
既に外は陽射しが射し始めていました。
朝食前に観た窓の外の景色は霧が立ち込め
視界不良でしたが、この状況は丹波と同じで
こうなると天気は良くなります。
こちらが部屋から見えていた朝の風景です。
この霧に包まれた真下辺りに、高千穂の渓谷があります。
結局、渓谷は昨年訪れたと言う事もあり、今回は飛ばしました。
そして、前回も訪れましたが今回も訪れたのが国見ケ丘と呼ぶ小高い丘です。
このシーズン雲海が観れるとの事でしたが、スタートの出遅れが響きました。
到着時には既に写真の状態でした。
ここからはほぼ360°のパノラマを望むことが出来ます。
その後、出張記1で挙げた棚田の景色を横目に次に向かった先は、こちら
天安河原(あまのやすかわら)です。
天照大神が天岩戸にお隠れになった際に八百万の神々が
ここで会議を開いたと言う、河原にある洞窟のような場所で
その中には鳥居と小さなお社が奉ってあります。
そして、その辺りには誰が積んだのか、無数の小さな小石を積み上げられています。
おそらく、観光客が積んでいると思いますが、川の氾濫で流されてきたと
思われる木の枝の上にまで器用に石積みが施されていて
まるで沢山の小人に囲まれているような気分にさえなります。
さしずめ、ガリバー旅行記と言った所でしょうか?
実は、ここも前回訪問したのですが、雪予報と先を争う様に
駆け足で訪問したため、もう一度復習しに来たと言った感じです。
今回は、雪降りを気にせずに、じっくりと参拝させて頂きました。