兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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不可思議な訪問者

本日もご訪問ありがとうございます。

 

さて、今回は今朝(前にも同じような事がありましたが)あった不可思議な訪問者の話から、私の事務所は住まいの隣にあると言う話はこれまでに何度かこのブログの中でも出て来たと思うのですが、朝早く家のチャイムが鳴ったので何かなと思っていると、「障害者が作った手ぬぐい」の販売と言うことでの訪問だった訳ですが、以前の経験から丁重にお断りしました。

以前にも同じような事があった訳ですが、その時の訪問者は足を引きずって如何にも自分が障害者である事を主張したような仕草だった訳ですが、うちへの訪問を終えた後に家の中から隣の家に行く姿を見ていると、何ともスムーズに、足を高く上げ、走っているではありませんか、「騙された」って感じでした。その訪問者は健常者だったのです。

しかし、隣の家はうちの家の奥にあるのでもう一度戻ってくるはずと外で待ち構え、家の前を通りかかった時に「ちょっと、兄ちゃん!」と呼ぶと、さっきまで普通に足を上げて、走っていたその男が急に又、足を引きずってこっちへやって来るではありませんか。

何とも芝居かかった大根役者、人を騙して物を売る態度には感心できません。しかも障害者と言う人の心に同情を訴えかけるような台詞を持ち出すのは常識を外れていると思いませんか。

悪徳なリフォーム業者に騙された方の中に、一人暮らしのお年寄りが多いと言うのもこの、人の心につけ込んだものであるといいます。親切な人と信じ込ませた後で騙しにかかると言う犯罪、許せませんよね。

昨年近所にやってきた催眠商法らしき怪しき男達、田舎、お年寄りだからすぐ騙せるだろうと思っているのでしょうけれども、田舎は近隣住民のネットワークが硬いので怪しい人が居ると逆にすぐに地域のキーマンに連絡が入るので、犯罪が成立しにくいと言うことも言えるのですが、さて今後、変に都市化するとこのような時どうなるのでしょうか?

少し考えてみる必要もあるでしょうね。

最後に少し付け加えておかなければいけません。本当に真剣に地道にボランティアや募金活動に取り組んでいらっしゃる方の方が世の中には多いと思うのですが、どうしてもこういった一部の輩の行動が目立つので疑いの目を持たなければいけないと言うのは悲しい事です。