スケッチ
これは3/19の記事です。
頭に描いたイメージを人に伝える手段の一つとして私達はパースやスケッチと言った物を描きます。今日はそのスケッチとCADを使って描いたパースを紹介します。
まずスケッチは手描きで、時間をあまりかけられない時にこの方法を採用しますが、上手くいけば味のある物として受け入れられる事があります。
次にCADを使って描いた物ですが、丸二日懸かりでこの様な感じにある程度リアリティーのあるものになります。シビアな素材や太陽光の設定まで出来るのですが、四角い外観の単純な建物なら1日程度で出来ます。
他人に自分の頭の中にあるものを伝えるのは非常に難しいのですが、私達はまず最初の段階で、施主さんに大体のイメージを伝え、工事が始まるとそのイメージに近づくように大工さんに、ここはこうしたいんだと言う事を図面や口で伝えるのですが、その場ではこれが良いと思っても事務所に戻ってからゆっくり考えるとやっぱり、こっちの方がいいなと言う事もあり、現場に迷惑をかける事もあるのですが、いいものをつくるのに最良の手段と言うのは練りに練らないと簡単には出てこない物です。
でも紙の上で又は机上で、考えるよりもやはり、現場で等身大で物事を考えると言う事が一番重要な事と思います。