兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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あっちこっちから効率良く!

あっちこっちから

さて、今回は、身の丈サイズのわくわく空間の提案です。

実際の住まいづくりに於いても本当に提案した事もありますが、横槍が入ったらしく寸での所で実現はしていませんが、かなり有効な空間の活用法だと思います。

予算や土地の関係から、充分なスペースが取れないけれども、どうしても子供部屋は2部屋、確保したい等、条件が厳しい場合、図のように最低限のワークスペース、収納そしてあっちとこっちから段を違えて立体的にベッドスペースを設けると効率良く2部屋分のスペースを確保する事が出来る訳ですが、さらにこのベッドスペースを家具のようにつくり、将来取り外したり移動出来るようにしておけば、ライフスタイルの変化で大きなスペースが必要になった時等にあっちとこっちが繋がり広い一部屋となる訳です。

図は上が平面(間取)図で最低限のワークスペースと収納、立体的に利用するベッドルームにより構成されている訳ですが、平面的に3m四方(約4.5帖程度)もあれば充分このスペースは可能です。もう少し寸法を追い込んでも可能ですが・・・。

狭いと感じるかも知れませんがベッドは横になるだけでいいのですから、前回にお伝えしたロフトと同じ様に適度な狭さが自分だけのコックピットのような感じでわくわく空間になる事、うけあいと思いませんか?宜しければ一度御試しあれ!