刻み見学
昨日今日とこの時期には珍しく連日の好天でしたね。
今日は、「綾部の家」の住い手さんをお誘いして、工務店の作業場に構造体の刻みの見学に行ってきました。何と今月20日(大安)に上棟予定なのですが、私にとっては今月2棟目の上棟を経験する事になります。(珍しい事ですが)
で、そのスケジュールに間に合わせる為に大工さんはここの所、毎日8時まで残業しておられるらしいのですが、何と言っても今回は全て手刻みしますとの工務店さんの申し入れでしたので、プレカットと比較すると時間が多少掛かるのは必死かなとも思っていましたが、人海戦術で頑張っておられるようです。
写真に写っているのは横物と言って、水平方向に用いる主に梁材です。
で正面の輪木の上に乗っているのは登り梁です。登り梁の架構は私共の事務所では非常に良く用いるのですが垂木の架構と違って屋根組みが非常に骨太に見えるのと屋根の勾配なりに天井を張れば階高さをあまり高くしなくても非常に高く広い空間を確保出来る特徴があります。
さて、後は20日とその後、屋根が掛かるまでの天候を祈るばかりです。