瓦葺き
久々の更新となりました。
何だかんだとサボっているうちにもう12月も半ば、焦っております。
今日は「香住の家」の定例打ち合わせでした。
棟上げ後1週間が経ち、屋根の瓦葺き工事が始まっています。
この辺りの家は、壁は杉下見板張り、屋根は切妻瓦葺きと言った住まいが殆どで、私達が住む丹波のような山間部に見られる入母屋の住まいは全く見られません。
屋根に谷や棟などの沢山の凹凸が出来る入母屋の住いは、雨等に対する仕舞いが煩雑となるため風が強く、雪や雨の多いこの辺りの気候風土には合わないからだそうです。
で、ここ「香住の家」では横桟のみならず縦桟も用いた、この辺りでは一般的とされている工法により瓦を葺いて頂いています。
縦桟は丁度瓦の割り付けに合わせてあって、この縦桟を打つための下仕事は面倒だそうですが、一旦出来上がってしまうと、これに合わせて瓦を載せて釘でこの桟に留めつけるだけと言う物で、ある程度の屋根の面積であれば、断然こっちの方が仕事が早いのと、上から荷重が掛かった場合にずれが少なく、音もし難いと言う利点があります。
と見ている間にあっという間に瓦が葺かれていく様は中々リズミカルな職人技と言った感じでした。
いつもは鋼板葺きとする事が多い中、このように見てみると瓦葺きも耐震性さえしっかり確保しておけば、重厚感が感じられなかなかいい物です。
ちなみに、瓦に着いている円弧状の物は雪留めと言って、屋根に積もった雪を軒下にどかっと落とさないようにする為の物で、兵庫県では私が住む丹波以北の地域では必ずと言っていいほど設けられる物です。
もっと豪雪地域ではこう言った物は設けない所もあるようですが・・・。
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