デビュー?
先日は「福知山の家」の内部、珪藻土塗りの立会いと言う事で朝から住まい手さんにも現場に来ていただき左官屋さんと打合せながら
「こんな感じでどうでしょうか?」
「んー、この部分くらいの感じで」等と言ったやり取りをしながら、普段あまり目に付き難い、収納部屋の壁の一角を使いながら試し塗りをしてもらいました。
凹凸の無いマットな感じに仕上げるなら特にこのような立会いは必要ないかも知れませんが、今回はコテ目をわざと残す仕上げの為、微妙なニュアンスを確認していただく意味も込めて立ち会って頂きました。
左官屋さん曰く「この仕上げ方やったら逆に素人さんの方が上手いかも知れませんね、いっぺん塗ってみられますか?」と住まい手さんに勧められ、見事左官屋デビュー?と相成りました。
もっとも実際に塗られたのは、壁の一部分のみでしたが、左官屋さんからは「なかなか器用やっ!」と言うお褒めの言葉が
工務店さん、住まい手さんの塗った部分だけ、請負額から差し引かせていただきますね! (^^)
と言うのは冗談ですが。
で、本職登場。左官屋さんはムラを出さずに平らに塗るのは慣れているけどこのようにわざとムラを残す仕事と言うのが帰って気を遣うのだそうです。
最も、光の加減でその凹凸の見え方も随分と違って見える訳で、明暗の変化が少ないこの部屋での見分けは少し苦労しました。
最後の写真でこの面が完成!